G-CRAFT MONSTER STREAM 〈Afterrain GEKIRYU Special〉MSB-892-TR
【二代目892、激流「ベイト」スペシャル】
初代892BAIT、チタンフレームSICリングガイド単体総自重3.7g。二代目892BAIT、チタンフレームTORZITEリングガイド単体総自重1.8g。その差マイナス1.9g、51.4%の軽量化。初代892BAIT、ロッド総自重160g。二代目892BAITロッド総自重154g(プロト)。その差マイナス6g、4%の軽量化。モーメントはそのままに現時点で可能な軽量化は全て施した。その上で、性能は初代を上回る。
「GEKIRYU SPECIAL」がコンセプトはそのままにベイトモデル新規ブランクス設計にて完成。マンドレルはスピニングと共有しているが、ブランクスの「曲がる位置」を完全にベイト専用にしている。厳密にはティップ先端付近はベイトの方が硬く、バットは曲がる位置を下げている。つまり、シャキシャキの胴調子。胴調子とだけ書くと「ん、ダルイのか?」と思うかもしれないが、それは違う。何せ、ティップには40t、バットには46tが鎮座している。軟らかいはずが無い。要は、バットがバンバンだとキャスティングが全然楽しくない為、ベストルアーウエイトの18gミノーをフルキャストすると、硬めに設定したティップが、即座にバットへ移行し、しっかり曲がり、反発するように設計している。ルアー・ライン・ロッド・リール・ノブ、これらが連れてくる感度情報の全てが「手の中」にあるベイトは、スピニングとは別世界の操作性を体感できる。慣れてしまえば、レバーブレーキ以上の操作が可能なベイトは、バラシなど皆無に等しい。掛けた魚をバラす事などあり得ない。
豪雨後の激流特化型リバープラッギングロッドだが港湾・湾奥・都市型河川のデイゲームにも完全に対応する。特に都市型河川などバックスペースが獲れない状況での操作性はセブンセンス隋何時のベイトロッドである。
MONSTER STREAM< TR > [ALL TITANIUM TORZITE GUIDE MODEL]
【MSB-892-TR】
●Length : 8’9” 2pcs ●BAIT MODEL
●Lure max : 40g ●Lure best : M21g/V28g
●Line max : PE2.0 ●Rod wt : 154g
〈テスト概要〉
● 豪雨後の大・中規模激流河川にて大型スズキ族を狙い、中・大型ミノーからシンペンやバイブレーションの24g~31gを使いショートロッドを活かしたテンポの速いルアーの操作性を重要視し、テスト。激流河川でルアーの水圧抵抗に負けないギリギリの繊細なティップとバイブ28gの快適な遠投性を重視し、容易にフルキャストが可能で、ランカークラス(5kg以上)でしっかりタメが効き、足場を変えずに余裕をもって片手で寄せることのできる強靭な粘りのあるバットを設計。
〈テスト使用リール〉
● ベイト(デイゲーム用):'17エクスセンスDC+PE1.0+リーダー12.5lb(1.5m)・14モアザンPE SV+PE1.0+リーダー12lb(1.5m)
● ベイト(急流川マル用):'12エクスセンスDC+PE1.2+リーダー25lb(1.5m)・14モアザンPE SV+PE1.2+リーダー22lb(1.5m)
● ベイト(激流川マル用):'10DAIWA Z2020SH+PE1.5+リーダー25lb(1.5m)・'17Z2020SH BLACK LTD+PE1.5+リーダー28lb(1.5m)
ノットに関してはリーダーに結びコブを作らない摩擦系ノットにて結束してください。尚、リーダー長は1.5m(1ヒロ)から1.0m(矢引き)までがトラブルも少なく使用できます。リーダーの結束部はトップガイドの外側に出したキャストを推奨します。ロングリーダーはお勧めできません。
〈テスト使用ルアー〉【コンセプト上、使用頻度が高く、好釣果を得たルアーを代表的に抜粋しています。】
● サイレントアサシン129S/140S・ザブラシステムミノー139F・シャローウォッシュ110F・バックウォッシュ110S/F・タロット90S/100S・エスフォー11/13
● スライドベイトヘビーワン28g・アダージョ105ヘビー30g・チンパン31g・ディブル80/80H・レンジバイブ80ES/90ES・ビックバッカー27g