Tulala El Horizonte 70(ツララ エル・ホリゾンテ 70)EH70
先調子ファーストテーパーの竿と、胴調子レギュラーテーパーの竿ではメリット・デメリットが相反してきます。
これらのちょうど中間のテーパーを採用する事によって、使えるルアーの幅が圧倒的に増え、素直で使い易い竿になります。
しかしながら一部のルアーアクションに対しての専門性は低下してしまいます。
では、数本で沢山のルアーチェンジを求められる海外釣行はどうでしょうか。
ライトゲームとウルトラヘビーゲーム以外は、あらかた何でもこなせるこのロッドが1本あることによって、その他の専門性の高い竿の穴を埋めることができます。
アクション重視のショートロッドや超遠投用のロングロッドなどと組み合わせる事によって、遠征でのルアーゲームがより楽しくなることを約束いたします。
具体的には、9cmミノーから4ozビッグベイトまで幅広いルアーを扱う事が可能となります。
遠征釣行のヘビーバーサタイル。 海外を含めた遠征釣行に一本だけしか持っていけないとしたら私は迷わずこの竿を選択します。 目指したのは遠征ヘビーバーサタイルの決定版。学校の通知表に例えるならば、オール4で体育だけ5という存在。 7フィートという長すぎず・短すぎずという全長に柔軟なティップ部と強いバッド部をセッティングしたヘビーアクションのレギュラーファーストテーパーは、驚くほど広いルアー使用範囲と、13kgのトーマンをカバーから引き剥がすファイティング能力を持ち合わせています。ボート・オカッパリなどフィールドを選ばない汎用性は遠征の強い味方です。 その中でも特に東南アジアに広く生息する大型のジャイアントスネークヘッドには決定版と言える竿となっております。
130cmという仕舞寸法であった場合、ロッドをバズーカ(ロッドケース)に入れた際に「縦+横+高さの3辺の合計が158cm」以内に綺麗に収まります。
これは航空機の国際線や海外の国内線の基本的な仕舞寸法であり、一部の格安LCC航空の使用を除けば、追加料金もかからずバズーカを運ぶ事が出来ます。
また、遠征というのは、マイカーで自走しない限りレンタカーとなるのは必須です。その際もちろんロッドホルダーはありません。130cmという寸法では、
軽自動車の後部座席に横向きに積む事が可能となります。
強い引き手を使い、ロングキャストを基本とするエルホリゾンテ78のリアグリップは38cm。
強い引き手の使える限界の短さであり、ウェーディング時の邪魔になりにくい長さに設定されたエルホリゾンテ80が35cm。
これに対し、エルホリゾンテ70は旧モデルより1cm増えた32.5cmという長さです。
これは人間の肘の骨の長さ・尺骨長に合わせて設計してあります。
ジャーク・トゥイッチ・縦さばきなどのロッドアクション時に邪魔をせず、ファイト時にギリギリ脇に挟む事ができて、強い引き手は使いにくいものの、ロングキャストをアシストできる絶妙のリアグリップ長としました。
また、ロッドのレングスに対してティップヘビーにならないよう、クラッシュコルクでウエイトバランスを調整しています。
ロッドウエイトの増加重量はこのクラッシュコルクによるものであり、数字を見ただけでは分からない抜群のロッドバランスとなっております。
新セッティングSic-S TOP6・6・6・6・6・6・6・7・8・10
■長さ 7.0ft
■重さ 219g
■ライン(MAX) PE6号/Mono Line:20lb
■ルアー 7g~120g
■対象魚 ヨーロッパオオナマズ等、ビッグキャットフィッシュ
また、何を狙うことになるかわからない…
予想外なサイズ・魚が掛かった場合でも、ある程度対処でき、魚をキャッチすることができる…
目指したのはそんなロッドです。 ロッドの雰囲気的には…ティップはソフトですが、バットは強靭。
全体的に張りがあって、負荷がかかると竿先から絞りこまれるように綺麗に曲がる… 10~14センチ前後のプラグ全般が扱いやすいですが、ティップはソフトかつ、張りのあるブランクス設計のため、下は軽量な8センチクラスのミノーやトッププラグまで扱えます。
バット部は強靭かつ、トルクを持たせてありますので、ロッド全体でタメながらキャストすれば、3オンスクラスのビッグベイトや大型プラグも余裕でキャスト可能です。
ルアー、餌…淡水、海水…魚種・釣り方・フィールドは問いません。
エルホリゾンテ70が行き着いた変則3ピースという形。
柔軟なティップ~ベリー部のブランクスピース(136?)
強靭なバットピース(46?)
グリップピース(46.5?)
の三つのセクション