GCRAFT SEVEN-SENSE MOSS 【Blackfin HOKUSEI Special】 MS-1102HS-TR
平鱸専用設計
【印籠継】
【オールチタン+トルザイトリング】
【レギュラーファストテーパー】
【二代目1102、「北西スペシャル」】
初代1102、チタンフレームSiCリングガイド単体総重量11.2g。二代目1102、チタンフレームTORZITEリングガイド単体総重量6.9g。その差マイナス4.3g。38.4%の軽量化。初代1102、ロッド総重量246g、二代目1102、ロッド総重量207g(プロト)。その差マイナス39g.
15.9%の軽量化。モーメントはそのままに現時点で可能な軽量化全て施した。その上で、性能は初代を上回る。
MOSSシリーズ中、郡を抜く販売本数を記録したこの北西スペシャルが、2017年秋、満を時して二代目北西スペシャルが誕生する。この二代目北西スペシャルには課せられた使命がある。それは、「北西LIMITED」に限りなく近づける事。当然の事ながら、セブンセンスSR・TR・LIMITEDの各ブランドコンセプトは、その存在理由を明確にする為に使用するプリプレグと製法を完全に分けて生産するルールを強いている。よって、この二代目北西スペシャルはこのルールに則った上で現時点で可能な限りを尽くし倒して北西LIMITEDに近づけるべく設計されている。ティップには経年劣化破断強度の限界量まで40tを搭載し、バットには北西LIMITEDに採用していない46tを搭載している。課題となったのはこのバットに入れた高弾性46t。北西スペシャルはハイテーパーのマンドレルを採用しているが、その使用量や配合率はハイテーパーほどシビアになる為、爆風でふり抜けてヒット後のタメ感を両立したブランクスに仕上げるべく、mm単位の調整を施して爆弾低気圧通過の度にテストを送り返し、結果、初代を超え、北西LIMITEDに迫る「風速15mの快適性」を手に入れて完成したこの二代目北西スペシャルを是非、体感して頂きたい。
●Length : 11’0” 2pce ●Lure max : M55g/V35g ●Lure best : M26g/V28g ●Line max : PE2.0 ●Line best : PE1.5 ●Rod wt : 207g [SPINNING MODEL]
テスト概容
●最大風速が15mまでの低気圧通過時のガチャガチャの風波を基本に、北西風メインのサラシにてテスト。爆風主体のバイブ・シンペンなど高比重系ルアーや
10gから21gのジグヘッドワームが使える爆風にティップが負けないギリギリの繊細なティップと瞬発力の利く軽快なフルキャストが可能な60cm前後のアベレージ
クラスでもしっかりとタメが効き、ランカークラス(6kg以上)になればなるほど安心感が増し、6kg前後の青物も視野に入れつつ、平鱸のバラシを軽減した
超軽量でシャキシャキのダルさを排除した高反発でしっかり曲がる強靭なトルクを備えたバットを設計。
テスト使用リール
●スピニング(ウネリ無風用):'10ステラ4000+PE2.0+リーダー35lb
●スピニング(北西強風用):'14ステラ4000HG+PE1.5+リーダー30lb
●スピニング(北西爆風用):'15イグジスト3012H+PE1.5+リーダー30lb
ノットに関してはリーダーに結びコブを作らない摩擦系ノットにて結束してください。
尚、リーダー長は1.5m(1ヒロ)から2.0m(バットガイド付近)までがトラブルも少なく使用できます。
リーダーの結束部は可能な限り、トップガイドの外側に出したキャストを推奨します。ロングリーダーはお勧めできません。
テスト使用ルアー[コンセプト上、使用頻度が高く、好釣果を得たルアーを代表的に抜粋しています。]
●トゥルーラウンド95/115F・サイレントアサシン129F/129S/140F/140S・バックウォッシュ110S/F・フィードシャロー128プラス
●スライドベイトヘビーワン28g・リバード90S・チンパン31g
●ディブル80/80H・レンジバイブ80ES/90ES・ビッグバッカー27g
推奨フックはSP-MH#5以上、RB-MH#5以上、RB-H#6以上、ST-46#4以上、STX-58#6以上。
<補足>
テスト時に使用した全てのルアーはフックをSP-MH/RB-MHに交換しています。