G-CRAFT セブンセンス モンスターサーフ MONSTER SURF MSB-1052-TR
【初代1052、軽快「ベイト」スペシャル】
初代「NIMBLE BAIT SPCIAL」がベイト専用のブランクス設計に完成。コンセプト&マンドレルはスピニングと共有いているが、ブランクスの「曲がる位置」を完全にベイトに設計している。厳密にはティップ先端付近はベイトの方が硬く、バットが曲がる位置を下げている。つまり、シャキシャキの胴調子。胴調子とだけ書くと「ん、ダルいのか?」と思うかもしれないが、それは違う。何せ、ティップには40t、バットには46tが鎮座している。柔らかいはずが無い。要は、バットがパンパンだとキャスティングが全然たのしくない為、ベストルアーウエイトの鉄板系26gをフルキャストすると、硬めに設定したティップが、即座にバットに移行し、しっかり曲がり、反発するように設計している。ルアー・ライン・ロッド・リール・ノブ、これらが連れてくる感度情報の全てが「手の中」にあるベイトは、スピニングとは別世界の操作性を体感できる。慣れてしまえば、レバーブレーキ以上の操作が可能なベイトは、バラシなど皆無にし等しい、掛けた魚をばらす事などありえない。
MSB-1072-TRよりも先調子のテーパーを採用している為、より繊細なコントロールが可能。先調子とおえどもキャスト時は胴留まるがしっかり為、よりシャープに行えるが、MSB-1072-TRよりも各種ルアーの許容範囲が狭くなっているが、その分、ある一定層のルアーウエイトにかんしては使用感が格段に向上し、「軽快性」「快適性」が増す。ベストルアーウェイトはプラグ系で15g~26.5g、ジグワームで14g~21g、ジグは28g~42gまで府キャストが可能。シンペンは28g~38gまでが使用可能となっている。PEラインの推奨号数は1.2号だが。高切れ防止を優先するのであれば、ベイトの特性上、太糸の使用であっても強烈な横風等でない限り、極端に飛距離は変わらない為、PE1.5号でも問題ない。リールはハンドル一回転あたりの巻取り長さ80cm以上の物を推奨。魏距離追求型の遠投派にはPEラインの放出摩擦低減の為、ロープロファイルを推奨する。
●Length : 10’5” 2pce ●Lure max : 42g ●Lure best : M23g/V28g ●Line max : PE1.5 [BAIT MODEL]
「 ※生産時にやむを得ず発生する小さな傷、僅かなガイドのズレ、ナキ、キシミ等は交換対象となりませんのでご注意下さい。」
〈テスト概容〉
●外洋に面したサーフをメインに大型スズキ族を狙い、中型ミノー(120mm~140mm)からバイブレーション(21g~28g)、30g前後のシンペンにて反転流など流速の中で標準となる28g前後の飛距離の稼げるルアー全般が扱い易く、流れや引き抵抗に負けないティップと楽に遠投できる反発させ易いテーパーと46tの曲がり始める位置を調整し、反発力と張りを持った超軽量パワーブランクを設計。
〈テスト使用リール〉
●ベイト(外洋サーフ用):'14モアザンPE SV+PE1.2+リーダー19.5lb(1.5m)
●ベイト(外洋ゴロタ用):'17エクスセンスDC+PE1.2+リーダー19.5lb(1.5m)
●ベイト(外洋サーフ青物用):'17Z2020SH BLACK LTD+PE1.5+リーダー28lb(1.5m)
ノットに関してはリーダーに結びコブを作らない摩擦系ノットにて結束してください。尚、リーダー長は1.5m(1ヒロ)から1.0m(矢引き)までがトラブルも少なく使用できます。リーダーの結束部はトップガイドの外側に出したキャストを推奨します。ロングリーダーはお勧めできません。
〈テスト使用ルアー〉【コンセプト上、使用頻度が高く、好釣果を得たルアーまたは快適に扱えるルアーを代表的に抜粋しています。】
●サイレントアサシン129F/129S/140F/140S・レスポンダー129F・クー130F/190F・バーティス120F/140F・ハイスタンダード120F・コンタクトノード150F/S
●スライドベイトヘビーワン28g・スイッチヒッターDH97S・サーフブレイカー95S・ヨイチ99・シェリー125F/S
●ディブル80/80H・レンジバイブ80ES/90ES・ビッグバッカー27g・スパロー26g/30g・VJ-16/22・IP-26・ハウル14g/21g